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CD information  

Adalbert Gyrowetz(1763-1850) Trois Quatuors op. 42
A. ギロヴェッツ(1763-1850) 3 つの弦楽四重奏曲 作品 42

(2021/11リリース)

演奏:クァルテット・オチェーアノ quartetto oceanoヴァイオリン : 廣海史帆、大鹿由希 ヴィオラ : 伴野剛 チェロ : 懸田貴嗣レーベル:OMF

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CD 品番:KCD-2093 /  配信品番:KDC-2093
定価:3000 円 ( 税抜価格 2727 円 )

 

ガット弦やオリジナル楽器による演奏スタイルを特徴とするクァルテット・オチェーアノ。第一作目のアルバムはハイドンから受け継ぎ、シューベルトに繋がっていく、忘れられたウィーンの天才作曲家アダルベルト・ギロヴェッツ (1763-1850)後期の傑作『弦楽四重奏曲作品42』。ハイドン、 モーツァルト、ベートーヴェンの三人と同時期に活動したギロヴェッツは、チェスケー・ブジェヨヴィツェの聖堂合唱隊の指導者を父に持ち、プラハ・ウィーン・ローマ・ロンドンやパリ・ ドイツの諸都市で活躍し、ウィーン宮廷劇場楽長にまで登りつめた。オペラ・ブッファを想起させる多彩な舞台の転換、予期しない転調の連続、突然の休止など世紀変わり目の室内楽の創作を巡る状況や様式的特徴を濃厚に持ち、19世紀初めのヨーロッパの多様性を活き活きと伝える傑作が21世紀に蘇る。

CD「ギロヴェッツ/3 つの弦楽四重奏曲作品 42」解説(丸山瑤子)より
「ショパンがギロヴェッツの協奏曲でデビューしたり、マイヤベーアから賞賛を受けたりしていることから、彼は若い世代からしても尊敬に値する人物だったのだろう。(中略)ギロヴェッツが「18 世紀末から 19 世紀前半」という時代の音楽を代表する一人だというのは間違いなさそうだ。そして実
際のところ、彼の作曲様式を見るとなおさら「時代の音楽」という言葉が思い浮かぶ。

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